山東省の観光~中華文化に名を残す山東省を巡る~

濟南・淄博・青島 街めぐりの趣

“濟南通”をも魅了する芙蓉老街をめぐる

泉城(泉水が多いためにこの名が付けられた。濟南の別称)・濟南は近代化された大都市ですが、昔の面影がすでに消え去ったわけではありません。未だにいくつかの古い町並みが残っており、はるか昔からの歳月の流れを感じることができます。濟南には芙蓉街、金菊巷、王府池、曲水亭、百花洲などの古い街、老舗、古い泉、古民家、古い建築物によって構成された歴史的なエリアがあり、「旧濟南」のみずみずしい泉城の雰囲気を残しており、人々を魅了しています。

その中でも、泉城路の中段、花壇子街の南口に位置する、長さ1キロメートルたらずの芙蓉老街は、40数カ所ある古い町並みの中でも最も栄えた1つで、特に芙蓉老街から曲水亭街までの一帯はとても活況を呈した場所です。「芙蓉泉」を名前の由来とする芙蓉老街は、濟南の72名泉のうちの1つでもあります!

芙蓉街は、明代末から清代初めにかけて形成された古い商業街で、街の建築物は中国スタイルと西洋スタイルが混ざっています。街並みの保存状態は完璧に近く、当時の意気盛んな雰囲気を依然としてうかがい知ることができます。現在は、街の美食や軽食が有名で、地方都市の風情が満ち溢れています。芙蓉老街を訪れた場合は、まず自身のお腹のすき具合と相談してから街めぐりをスタートしてくださいね。

淄博の「天下第一村」―周村古商城めぐり

淄博市の街めぐりの聖地として、まず見て頂きたいのが周村古商城です。市内の西部に位置し、依然として古い雰囲気を保っている場所です。中大街、絲綢市街(=絹織物の街)、銀子市街(=銀の街)を中心として、現在も以前と同じように商店が林立し、看板が所狭しと並んでおり、繁栄の様子は当時に劣っていません。

周村は、明代・清代には北方の重要な商業地区で、「天下第一村」の称号を持っていました。手工業と農業・副業によって繁栄・発展し、生産していた周村絲綢(=周村の絹織物)は広く知られていました。街の中にたくさんある絹織物の生産工場と店舗では、80種以上もの絹織物を生産し、輸出用の品種も20種類以上あり、12の国・地区へ販売されていました。周村のもう1つ別の花形産業は銅製の打楽器です。300年間もの歴史を持つ伝統的な中国の手工芸によるもので、美しい音色を持つ素晴らしい芸術品です。

古い商業街をめぐり、往年の繁栄を体験する。美しい絹織物を選び、古典的な銅製打楽器を楽しむ。周村を訪れると、きっとノスタタルジックな気分に浸れるでしょう。さらに、有名な大酥焼餅を食べれば完璧です!一度で周村の魅力をすべて体験したことになります。薄くてパリッとした周村の焼餅(=小麦粉をこねて発酵させ、油や塩を練りこんで円形に伸ばして焼いた食品)は、ゴマの香りがいっぱいで、甘いものも塩辛いものもあり、価格も安いため、海外からの観光客に最も人気のある手土産品になっています。

「青島の王府井」-台東歩行街めぐり

この大通りは「青島の王府井大街」と呼ばれていて、青島市北区の大通り一帯にあり、市民が街で遊んだりする際に、最初に選ぶスポットです。台東商業歩行街(=台東商業歩行者天国の意味)の長さは1kmにも及び、道の両側の商店が、鮮やかに点滅するネオンサインで客を招き込んでおり、ウォルマートや万達時尚広場などすべてが青島の夜の雰囲気を盛り上げています!ここは屋台が多く、レストランもたくさんあり、軽食や米国式のファーストフードなどもあります。さらに、付近には新たに計画されたビール街があります。たくさんの青島の若者が、この街で食事や買い物をして楽しんでいます。

青島の街めぐりにピッタリの、もう1つの場所は、前方に海の景色が広がる中山路商業街です。商業街の南では太平路と桟橋がつながっており、北は館陶路、市場二路、菜州路の交差する部分にまで至り、大窖沟とつながっています。このエリアは、左右が20本以上の街道とつながって、長さ1500メートル以上のエリアになっています。ここは、青島市百年の歴史を有するビジネス街で、多くの商業ビル、百貨店、ショッピングセンター、映画館、食品売場、レストランなどが集まっており、ショッピング・街めぐりの雰囲気は最高です。